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【ピュビケアはり灸】東洋医学の知識を身近に #12

【梅雨のムクミと胃腸の関係を3回シリーズでお伝えしています】

         第1回 夏と梅雨のムクミ#10、第回 夏と梅雨のえ#11が終わり

         今回は最終「夏の乾き」についてご紹介します


熱い夏、この時期は脱水や熱中症の予防としてこまめに水分補給されている方が多いと思います 

しかし多くの方のお身体を診ると「カラダ内部の乾き」が加速している様子が

         ・舌診[舌は唯一目で見える内臓状態を表す]

         ・肌・粘膜・髪・爪

         ・目の乾き

         ・汗の状態・・・・・とあらゆるところでサインが出ているんです

例えば、唇の乾燥、皮が剥ける、口角炎ができやすい

         →こんな方は共通して胃粘膜の潤い不足!胃腸の状態は「唇」サインが出やすい

 

◼️津血同源/しんけつどうげんとは?

まめに水分補給しているのに渇く...ナゼ⁇...という方いませんか?

         東洋医学にはこんな言葉があります

         『津血同源/しんけつどうげん』

         「津/しん」という意味は体内の水分であり潤いを意味します

         『カラダの潤いである水分(津)と血液(血)は同じ源である、同一と考える』

         という意味で考え方なんです

 

飲食で補給した水分(津)と栄養分が融合して「血液(血)」になる

そのためには津は必須成分で不足したら血に変換できない=血液不足となるということです

貧血症状やフェリチン不足で起こる鉄欠乏とその予備軍が女性には多いんですね

 

デトックスという言葉が一人歩きし正確な解毒を理解しないと

健康と美容のためにと「発汗すること=デトックス」と取り違え

せっせと過剰に、無駄に、発汗させている女性が多すぎるのが現状です

         汗の素は「血液」である

         必要以上の発汗は血液の損傷(失う)=カラダの潤い不足・乾燥につながる

ということを覚えておいてくださいね

 

母乳の素も血液です

月経過多の方は経血量が多ければ多いほど当然潤い不足に繋がり(だから五臓を整えることが必須)乾きが増します

 アスリートみて感じること、

発汗量が多いため多くの方が潤い不足、特に舌には明確に出ています

乾燥系のアトピーの悪化も関係してることが多く

女性だと無月経にもなりやすい問題も出てくるのです

 

◼️潤い補給と潤いキープするには

夏場は汗をかくことで体温調整をします、これは大切ですが

潤い不足・枯渇に突入することを予防するにはどうしたら良いと思いますか?

 

夏と梅雨シリーズ第一回からお伝えしている臓器ケア

「脾胃=胃腸」機能が重要と捉えています

 

飲食で補充した水分・栄養を効率よく血液に変換するには簡単にいうと

脾胃が冷えすぎにより消化・吸収機能の低下を招くことを防ぐ!

という一言につきます

 

夏野菜、冷たい飲み物・食べ物と空調で過剰に冷えた胃腸は働きが衰え

水分処理が上手くいかず吸収しにくい、水はけ悪い状態、

消化が追いつかず胃の不快感や口臭にも発展してしまいます

胃腸機能に負担をかけない冷たいものを極力避けること(実践すれば効果が出ます)

 

水分を取っても取ってもあちこち渇くな、という潤い不足

キンキンに冷えたものを一気飲み、ガブ飲みする

吸収しやすい温度に上げるには胃腸にかなりの負担がかかってしまうんです...

その繰り返しで無駄にエネルギー消耗し胃腸疲れや夏バテがやってきます

少しでも負担をかけない水分補給の仕方

体内に入れるものの温度を変えてみる、から始めてみてはいかがでしょうか?

 

◼️不感蒸泄/ふかんじょうせつ

という言葉をご存知ですか?

人間は安静時に呼気や皮膚から900ml/日(発汗は含まない)を蒸散します

寝汗が出なくてもコップ何杯分かは毎晩出ていってしまってる

だから朝方「足がつる!」という症状この時期多くみられます

 

水分補給が足りてない方は就寝1時間前を目安になるべく暖かい白湯を少しづつ補給してください(朝ムクミやすい人は特に温かめ、なるべく寝る直前は避ける)

それでも改善しない...そんな方は「マグネシウム」不足

 

にがりサプリメントのマグネシウムを取りいれてみましょう

実は、マグネシウムは経皮吸収が一番効率良いと言われていて

経口より入浴(エプソムソルト)がオススメ

マグネシウムは高齢者の便秘にも使われるのでお腹がゆるくなる方は注意してください

そんな場合、漢方薬も良いでしょう

 

◼️夏の漢方薬

煎じ薬は面倒...携帯もでき服用できる「漢方エキス」を取り入れるのも上手に夏と梅雨を乗り越える知恵では?

【注意点】

         ①漢方薬を服用する際は効果を最大限に出すためにも必ずお湯で!

         ②薬局・医師に相談の上服用してください

 

毎朝足がつる

         →「芍薬甘草湯/しゃくやくかんぞうとう」頓服として即効性もあり優れている

夏バテが心配...

         「清暑益気湯/せいしょえきとう」胃腸機能を回復させ体内の熱を収めてくれる

         また不足したエネルギーや潤いも補う(五味子が入っています!)


◼️夏の潤い補給

あくまで季節に沿ってまたは症状にあった食材を上手に組み合わせ体内に取り入れること、これがバランス、過度に単品を取り過ぎない心がけが大切です

 

トマト 甘酸/微寒 肝脾胃 

口の渇きを緩和し胃腸の働きを高め体内の潤い補給を助けてくれます

 

豚肉 体液と血液を補い体力持つく食材

皮膚の潤いにも繋がる

 

その他 苦味のある野菜(例:苦瓜など)

清熱、瀉火、燥湿、降気、解毒など熱を収めて気分の高ぶりなども鎮静する、解熱、抗菌などの作用がある

 

◼️基本は胃腸ケア!健康増進のツボへのお灸がオススメ[図参照]

足三里/あしさんり

胃腸症状全般と健康増進のツボ

膝下指4本分下の外側にあるポイント

押すとズーンとすることが多い

歩きすぎて疲労してる時にも良い


足三里.jpeg

 

 

 

















87日は「立秋」秋のはじまり

 次回はまだまだ暑さがあるけれど早めに秋の養生をお伝えしますー

 

『ピュビケア はり灸』 唐沢 具江

 東京都鍼灸師会/ 鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師

 日本漢方養生学協会/ 漢方臨床指導士・漢方アドバイザー

 一般社団法人 IHHA国際ホリスティック・ヘッドケア協会


 

 
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